『海をゆく者』クリスマスイブの奇跡?
群馬に住む岳父から「もつっ子」なるものを送って頂いた。
豚腸とコンニャクなどが入っていて温めれば
そのままもつ煮込みになる商品です。
これが美味かった!(僕は豆腐をトッピングした)。
夜は芋焼酎が進み、翌朝はご飯をおかわり。
「もつっ子」を販売しているのは
関越自動車道赤城インター近く、
国道17号線沿いにある
「永井食堂」。
この店のもつ煮定食(590円)は
トラックの運転手さんを中心に大人気で、
遠方から食べに来る人も多いそう。
また食べたいけど、ネット注文は5個からの扱い。
「もつっ子」で検索するとヒットします。
今日は1週間遅れですが、
21日(土)に渋谷・パルコ劇場で観た
『海をゆく者』の感想など話してみようと思います。。
これはアイルランドの新進劇作家、
コナー・マクファーソンが2006年に発表したアンサンブルプレイ。
ロンドン、ブロードウェイで大ヒットし、
トニー賞3部門ノミネートをも果たしたブラック・コメディです。
アイルランド、というと“寒くて、貧しくて、妖精がいる国”という
イメージで括られることが多いし、僕もそう勘違いしていました。
しかし1990年代後半の「ケルトの虎」と呼ばれるバブル景気を経て、
驚異的な経済成長を続けているアイルランドは、
住みやすい国世界5位にランクされている豊かな国となったそうです。
しかし、そこには当然格差も生じてくるわけで、
この演劇の舞台となっているのは繁栄から取り残された
寂れた海沿いの街。
登場するのも、典型的な「負け組」である5人の中年男たち。
しかも5人とも飲んだくれ。
(作家本人がアルコール依存症を克服した過去がある)
この5人がクリスマスイブにポーカーに興じている間に、
それぞれの思い出したくない過去が蘇ってくる、という展開です。
小日向文世・平田満・浅野和之・大谷亮介・吉田鋼太郎。
演技派、実力派と呼ばれる5人の役者さんたちは
確かに素晴らしい。
僕は特に浅野さんの人物設定と演技に引き込まれました。
さらに圧巻だったのが吉田鋼太郎さんの迫力。
一番大きな声で最初から最後まで、わめき続け、
盲目という設定なのに誰よりも動き続けていた。
演技力はもちろん、その体力に脱帽です。
吉田さんはシェークスピア俳優として有名ですが、
今までその舞台を観たことはありませんでした。
これを機に吉田さん主演の舞台に足を運んでみようと思った。
5人の役者さんたち言葉の応酬に陶酔できた
約160分間。
でも、何を言いたい芝居だったのかについては、
正直、よく分からなかった。
「クリスマスイブには奇跡が起きるってことかなぁ~」
と妻と2人で首を傾げていました。
もう一度観るべきなのかも。
パルコ劇場での公演は12月8日まで。
その後、11~13日に大阪、18~19日に新潟、
22~23日に名古屋で上演されます。
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清水清