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2010/02/08

初演から

現代の映画のロードショーも「何週連続で1位!」のように、公開封切日からの興行収入などが発表され、話題になったりします。

そういった意味では、100年の単位でロングランされ、興業回数でいえば何千回という単位で繰り返されてきたクラシックの名曲の数々はどうだったのでしょうか?

もちろん、公開=初演当初から評判を呼び、そのままずっと人々に愛されてきた幸運な名曲もあることにはありますが、数でいえば、初演時はそこそこ、または全く話題にならず、そのあとしばらく忘れされれてさえいて、そののち、じわじわと再評価がされて定番化した、という曲のほうが圧倒的に多いはずです。ついでに言えば、再評価されずに「そのまま忘れされらてしまった」曲のほうがさらにそれより多いのは確実ですが・・・

つまり、クラシックの現代に残っている曲とは、いずれも「リバイバルな名曲」が数多いということです。他のジャンルで「なつかしの名曲」という特集などをやっているのを見ると、クラシック音楽は「まるごとなつかしの・・・・いや、生きていなかったんだから、祖先がなつかしの名曲?」大会なのかもしれない、と思ったりします。

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本田聖嗣

東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒。パリ国立高等音楽院ピアノ科・室内楽科を共にプルミエ・プリ(1等賞)で卒業。在学中よりヨーロッパ各地で活動を始め、2000年秋、東京・紀尾井ホールにて、「馥郁たるパリの香り」のタイトルの下に日本国内ソロリサイタルデビュー。同タイトルでオクタヴィアレコードより2枚のアルバムも発売されている。

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