覆面作曲家
覆面レスラーなどのようにキャラクター名だけ公表して素顔や本名を決して明かさない人、または小説などの執筆にペンネームを使い、本名や私生活を謎にしている人・・・などは別に珍しくありません。
でも、クラシック音楽の演奏家で「覆面演奏家」や、作曲家で「本名とかけ離れたペンネームを使い私生活まで謎」という人はめったに見かけません。いや、覆面演奏家は存在しないか?
小説やプロレスのようにプロの音楽家もいわば作品や興業を売るわけですから、そういった人たちがいてもいいのですが、本名や素顔をさらすのが当たり前となっているのは、音楽家が基本的に人がいいからでしょうか?
ところが、中にはペンネームに他人の名前を用い、徹頭徹尾作曲家本人の姿を隠そうとした人もいます。その試みは、かなりなところまで成功しましたが、ある鋭い人によって指摘を受け、ついに白状する時が来るのですが・・・
しかもその人は演奏家でもありました。そして、そちらは本名で行っていたためにばれることになったわけですが、なんとその動機は、「自分なんかが作曲したと知れたら、端からちゃんとした作品と受け取ってもらえないから」つまり、謙譲の心からでていたのです。
今日は、そんな覆面作曲家にして偉大なるヴァイオリニストの登場です。彼の曲は「愛」らしいものがたくさんあります。



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