2010/03/07

色恋オペラ~男と女はわかりあえぬ

11時台に、NYの林田さんと国際電話をつなぎます!

林田さんによるMETルポ、楽しみにしていてくださいね\(^o^)/

それにちなんで、今日はオペラをメインに曲をお送りする予定です。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

オペラの物語は圧倒的に「恋愛もの」が多いわけですが、ドラマティックな音楽をつけるためには

最初から安穏としたムードであってはいけないのか、男女の心のすれ違いや誤解、嫉妬や裏切り、といったストーリーが多くみられます。

今シーズンのMETライブビューイングで取り上げられている作品に通低しているのも「男と女は不倶戴天の敵同士」といった主題です。

プッチーニの「トスカ」は、トスカの嫉妬と誤解によって、恋人カバラドッシは拷問を受けるハメになりますし、

「トゥーランドット」は、男嫌いで求婚者たちの首をはねるのが趣味な残酷な姫がヒロインです。

オッフェンバックの「ホフマン物語」も、モテない男の妄想をオペラ化したような物語ですよね。

ビゼーの「カルメン」に至っては、わかりあえない男と女は闘牛のマタドールと牛のように描かれます。

唯一、理性的な愛を描いたのがR・シュトラウスの「ばらの騎士」なのですが、ここでの男女は、ソプラノと男装したメゾソプラノ~女同士なのですよね。

今日はそんなオペラの「恋愛はかくも大変だ」話を、おさらいしていきたいと思っております。

林田さんに代わってお送りする「Road to the Metoropolitan Opera 2011 by KDDI」の音源は

最近のパフォーマンスからの素晴らしい録音です。

第23回のテーマは「二重唱いろいろ~その5 'おんな二人’(後編)」です。

♪モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」第1幕
  スザンナとマルチェリーナの二重唱 「さあ、お通りあそばせ」 

  スザンナ役:アンドレア・ロスト
  マルチェッリーナ役:ウェンディ・ホワイト
  マーク・ウィグルスワース指揮 メトロポリタン歌劇場管弦楽団
  2006年4月22日のライヴ録音。

♪プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」第2幕
  「軍艦です~あの桜の小枝をゆさぶって(花の二重唱)」

  蝶々さん役:パトリシア・ラセット
  スズキ役:マリア・ジフチャク
  パトリック・サマーズ指揮 メトロポリタン歌劇場管弦楽団
  2009年3月7日のライヴ録音

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↑私が描いたマルチェリーナの想像図です。こんなおばちゃんに「結婚して!」と迫られるフィガロも大変です・・・後で、マルチェリーナとフィガロは実の母と子であったことがわかるのですが、そんなウソのようなストーリーもスゴイですよね・・・。

「蝶々夫人」の「花の二重唱」は、冒頭部分だけでぶわーっと涙があふれます。

こちらは、忠実なお手伝いさんスズキと、ヒロインの蝶々さんが、三年ぶりに帰ってくるピンカートンのために、部屋にお花を飾るシーンのデュエット。

結局、このオペラでのピンカートンは「裏切り者」なのですが、女同士はあくまで助け合い、いたわりあいます。

この録音でのパトリシア・ラセットは本当に素晴らしい。彼女は蝶々さんを演じるために、本番前に他人と接触しない孤独な生活をしていたそうです。

「そうでなきゃ、このオペラは演じられない」と語っていましたね。

これが遺作となったアンソニー・ミンゲラの演出も、素晴らしいものでした。

「フィガロ」「コジ」「ドンジョヴァンニ」の台本作家、ダ・ポンテの半生を描いた映画も、ご紹介いたします。

「ドン・ジョヴァンニ 天才音楽家とモーツァルトの出会い」カルロス・サウラ監督

撮影が伝説のカメラマン、ヴィットリオ・ストラーロによるもので「光の魔術師」による映像美が震撼でした。

モーツァルトも登場します!ボヘミアンのような雰囲気ですね・・・・実際の歌手が演技しているのもすごい。4月に公開されます。お楽しみに!今日はサントラから音源を紹介します。

www.don-giovanni.jp

twitterでショパンコミックの感想をくださった方、ありがとうございます♪

今描きかけの少女マンガ風ショパンです・・・

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おだしま

2010/03/06

ジャズる心

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おはようございます!

現在、MET取材でNYに滞在中の林田さんに代わりまして、本日は音楽ライターの小田島久恵が番組をお送りいたします。 

先日は、来日中のグルジア国立バレエの「ロミオとジュリエット」を観劇してまいりました。

プリマのニーナ・アナニアシヴィリの衰えを知らぬ表現と美貌にも驚きましたが

相手役のアンドレイ・ウヴァーロフが、かつてないほど輝いていたのにも驚きです。

1971年生まれのベテランですが、ノーブルでおっとりとした美貌、かつ素晴らしい跳躍を見せてくれます。

ロミオが美男子だと、こうも物語は違って見えるものなのか・・・。

あまりに素敵すぎるダンサーを見ていると、寿命が縮まる思いです(@o@;)

グルジア国立バレエのアナニアシヴィリ&ウヴァーロフの素晴らしいコンビは、これからまだ観ることが

できます(私も行ってしまうかもです・・・)。

3/10(水) 7:00pm ゆうぽうとホール

   「ジゼル」

3/12(金) 6:30pm ゆうぽうとホール    「ロミオとジュリエット」

3/14(日) 3:00pm ゆうぽうとホール    「ロミオとジュリエット」

ジゼルのアルブレヒトも、憂いのある演技が素敵でした。もちろん主役のニーナも圧巻です!

後半では「クラシックの中のジャズ」「ジャズの中のクラシック」といったテーマで

色々曲をご紹介してみる予定です。

合間にショパンの隠れた名曲のお話なども^^

手前ミソですが、最近ショパン・コミックなども執筆しております。よかったら・・・↓

http://www.emimusic.jp/classic/chopin/aboutchopin/comic02.htm

二頭身ショパンは、こっそり「ヘタリア」風だったりいたします♪

コピックペンを大人買いしてしまいましたよ・・・。

ではでは!

おだしま

2010/02/28

代役のお知らせ。

3月上旬はメトロポリタン・オペラ取材のため、ニューヨークに出張いたします。私の不在の間(3月6日、7日、13日)は、小田島久恵さんがOTTAVA amoroso for weekendのプレゼンターをされますので、どうぞよろしくお願いいいたします。

                                                    林田

amorosoリスナーの方々への質問状

ぜひどしどしご回答をお寄せください。みなさんの音楽遍歴を知りたいです。どうぞよろしくお願いいたします!

<amorosoリスナーの方々への質問状・再掲載>

Q1.First Contact
Q2.Fascination 
Q3.Addiction 
Q4.History  
Q5.Unchanged Melody

~補足~
Q1は、記憶を遡り、貴方の最初の記憶にある音は何か?
貴方にとっての、音の原体験は?

Q2.初めて魅了された音楽は?

Q3.文字通り中毒、虜となった対象は?
対象は、音楽に限りませんが。。。

Q4.貴方の音楽史、嗜好の変遷は?
(この作業は、自分史あるいは、Inner Tripとなるかも?)

Q5.貴方にとっての永遠の音楽作品は?
(歳を重ねても、尚変わることなく貴方を捉えて離さない
永遠の音楽作品、あるいはアーティストを教えてください。)

Q2は敢えて音楽のジャンルは問いません。ロックでもポップスでもOK。
但し、必ず、最終的にクラシックと関連付けて展開又は締め括って
いただければ。
(Q3以下も同様です。)

amorosoリスナーへの5つの質問への答え(14)

「音楽好きのスズキ」さんからのご回答です。

Q1.First Contact
古いカセットテープには3歳くらい(?)の私が「ギンギラギンに♪」とか「じれったい~♪」とか歌う声が録音されています。記憶はないけど・・・

Q2.Fascination
ブルグミューラーの「タランテラ」という曲に何故か物語があるような気がして、それを頭の中でイメージしながら何回もピアノで弾いてました。クリスマス曲、ジブリ映画、サウンドオブミュージック、音楽の授業で習った曲・・・思えばごく身近な音楽にしか出会わなかった。出会った音楽全てが好きで全てに影響を受けていた。

Q3.Addiction
なんとなく音楽好きでしたが、2年前に猛烈な音楽好きになりました。今はピアノとピアノを弾ける環境(防音室など)が欲しくてどうしようもない。ピアノ中毒です。

Q4.History
■5歳からエレクトーン、7歳からピアノを習う。自宅には足踏みオルガンがあった。
■10歳くらいから家中の楽譜を読んでピアノを弾く。とは言っても、音楽の教科書と当時放送されていた服部克久先生の「ピアノでポップスを」という番組の曲集くらいしかなかった。
■中学では校内合唱コンクールが盛んで、コンクールは録音されCDとして残る。ピアノ伴奏に憧れ必死に練習した。3年生のときは学年全員でブラームスの交響曲を合唱した。そのときの曲名は「我らの地球(ほし)」だったので、これが "ブラ1" だと知ったのはつい最近。
■その後、貧乏社会人時代、エアコンもない部屋にいたのに、エアコンは買わず、同じくらいの値段の電子ピアノを購入。
■2年前、某番組を見て、これまで蓄積した"音楽好き脳" が目覚める。初めてプロのオーケストラの演奏を聴きに行く。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を聴いて衝撃を受ける。ピアノがあんな音を出している!信じられない!! 以後、いろいろ生演奏を聴くようになる。

まだ知らない曲が多過ぎるから、今は幅広く聴いている。強いて言えば短調のピアノ協奏曲が好き。暗い音楽が好きだけど、それとは対極にある明るい曲も好き。
もっと音楽を知りたい。私も音楽を奏でたい。もっと多くの人に音楽を楽しんでもらいたい。そんなことを考えながら、今日も音楽を聴いている。

Q5.Unchanged Melody
永遠の音楽に出会うのはまだこれからだと思う。
これまで聴いた中でもっとも印象が強かったのはバッハの「マタイ受難曲」の最後の曲。未熟な自分は曲の理解が全然足りなかった。それでもすごかった。次に聴けるのはいつだろうか。何を準備して臨めばいいのか分からないけど、私がまだ知らない何かがこの曲にはあるような気がする。

amorosoリスナーへの5つの質問への答え(13)

「イギリスの海の歌による幻想曲」さんからのご回答です。

Q1・音の原体験は?
思いつかない
記憶には、ないけれど泳げたいやき君を
親戚のお姉さんが自分のために歌ってくれた事が
あるらしいのですが

Q2.初めて魅了された音楽は?
TVの歌番組で見た中森明菜さんの十戒(1984)

Q3.文字通り中毒、虜となった対象は?
今でも好きなプロ野球だったり、映画(音楽も含む)
いろいろあります。多趣味である意味自分でも
困ってしまいます(苦笑)

Q4.貴方の音楽史、嗜好の変遷は?
(この作業は、自分史あるいは、Inner Tripとなるかも?)
ある程度年齢がばれちゃうのですが・・
中森明菜さん(特にバラードを歌う技術にノックアウト)
→その後→ケニーGや映画音楽にはまる
(派手になる曲よりも静かに弦が歌う系の曲に惹かれる)
→映画を見てその中でかかってた曲にはまり
そこを入り口に映画音楽からクラシックを聞くことに興味が移る。
でもクラシックでも聞く音楽は弦楽器が活躍する曲
特にチェロ。好き嫌いはものすごく激しい

Q5:永遠の音楽作品、あるいはアーティスト
Jポップなら・・中森明菜さん
(特に難破船は、もういう事ないです)
クラシックなら・・ジャクリーヌ・デュ・プレ
(彼女の演奏するのは、大好きです)
クラシックの曲だと
イギリスの海の歌による幻想曲かな

amorosoリスナーへの5つの質問への答え(12)

y. imaさんからのご回答です。

「Q4はかなりinnter tripでした。ずっとミーハーで飽きっぽいのは変わりないなぁと思いつつ、やはり思春期にはどこか親や世の中への反抗心を満たしてくれる音楽を求めていますね。今は音楽にひと時の「救い」と「安らぎ」、「楽しみ」を求めているように思います。オペラなんて、まさにそのために生まれたようなもんですよね」

と書き添えてくださいました。

Q1.First Contact
小唄です。
祖母が自宅で小唄を教えていて、祖母の家に行くといつも稽古部屋から
三味線の音とともに小唄が聞こえてきました。

Q2.Fascination
チェッカーズの「星屑のステージ」です。(そういう世代なんです・・・ 笑)
まだ小学生だったので、ルックスを含めて衝撃を受けたのかと思いますが、
すっかり夢中になりました。
何の関連性もありませんが、ほぼ同時期に魅了されたのはサラサーテの
「ツィゴイネルワイゼン」です。
学校の授業で聴いた交響曲が好きではなかったので、「クラシックなんて嫌い」
と思っていましたが、情熱的でプリミティブなバイオリンの音に感動しました。 

Q3.Addiction
ラテン系民族音楽の流れを汲む音です。
ボッサ・ノヴァやアルゼンチン・タンゴ、カンツォーネ、フラメンコなど、
ラテン系民族独特の明るさと悲哀を内包した音楽には、かれこれ
15年ほどハマっています。
オペラを聴くようになって2年弱ですが、あの過剰に感情的な(笑)
イタリアオペラの世界にもスッと入っていけたのはそのせいかも。

Q4.History
○幼少期~
賛美歌。母がクリスチャンだったので、よく一緒に歌ってました。
あとは山口百恵さんやピンクレディーなど。

○小学校高学年~中学生
ちょうどバンドブームの真っ最中だったので、チェッカーズからスタートして、
バービーボーイズ、ストリートスライダーズ、レベッカ、RCなどなど。
中学生の頃はロックの「反体制」的な要素に憧れを抱き、バンドをやって
いた兄の影響もあってストーンズやツェッペリンなんかも。

○高校生~大学生
一番音楽を聴いていた時代です。
洋楽に目覚めてテレンス・トレント・ダービーやレニー・クラヴィッツ、
マライア・キャリー(デビュー当初の可愛かった時期)に始まり、サム・クックや
ジャニス・ジョップリン、ジョンコルトレーン、ビリー・ホリディなど
リアルタイムで知らない音楽も聴いていました。
民族音楽もよく聞くようになり、その流れでヨーヨーマや古澤巌さんの
コンサートなんかにも行ったり。

○社会人~現在
アシッドジャズ、クラブジャズ、ボッサジャズ、エレクトリック・ジャズ・・・と、ジャズと名前がつくものは一通りハマって現在に至ります。
さすがにちょっと飽きてきたなと思った2年前、ふと興味本位でオペラを観に行って
オペラにハマってしまい、その流れでクラシックをもっと知りたいと思うようになりました。

Q5.Unchanged Melody
シベリウスの交響曲第2番「フィンランディア」とピアソラの「リベルタンゴ」です。
フィンランディアの一部を賛美歌にした「やすかれわがこころよ」という歌は
亡くなった母が一番好きな曲だったので、母の思い出とともにずっと大切にしている曲です。
リベルタンゴは何故だかわかりませんが、無条件に好きです。

LFJ特番

Road to The Metropolitan Opera 2011 by KDDI(第22回)

テーマは「二重唱いろいろ その4 おんな二人」。女性ふたりの組み合わせというのは、実に味わい深いものがあります。ザ・ピーナッツ、ピンクレディ、あみん、Wink、PUFFY…。今回は、オペラの世界に出てくる女性ふたりの二重唱をご紹介します。女同士の友情だったり連帯だったりライバルだったり。その結びつきの強さは、男女の性差をこえて、人をひきつける何ものかがあると思います。モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」第3幕より“そよ風に寄せる~いかばかり甘い春風が”(2006年METライヴ)。ベッリーニ:歌劇「ノルマ」第2幕より“ノルマよ、ごらんなさい”(1973年METライヴ)。

今日、放送でご紹介したうちの2曲は、au携帯電話の着うたフルでもお楽しみいただけます(着うたフルはナクソス音源になります)。au携帯電話で「オペラ」と入力して検索していただくと、「OTTAVA特設サイト」がトップに出てきて、すぐにアクセスできます。なお、本日使用曲の演奏者名詳細は以下のとおり(放送順)。

モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」第3幕より“そよ風に寄せる~いかばかり甘い春風が” ソイレ・イソコスキ(伯爵夫人) アンドレア・ロスト(スザンナ) マーク・ウィグルスワース指揮 (2006年4月22日METライヴ)

ベッリーニ:歌劇「ノルマ」第2幕より“ノルマよ、ごらんなさい”(年METライヴ)フィオレンツァ・コッソット(アダルジーザ) モンセラート・カバリエ(ノルマ) カルロ・フェリーチェ・チッラーリオ指揮(1973年2月17日METライヴ)

ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第3幕~ワルキューレの騎行 ジェイムズ・レヴァイン指揮(1989年4月8日METライヴ) ※一部トークBGM

以上、すべてメトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団の演奏。音源はメトロポリタン・オペラのご協力をいただきました。

お聴きになりましたでしょうか?ラ・フォル・ジュルネ特番。ふだんと違ってテンション高い私が、ルネ・マルタンから、今年のテーマ「ショパンの宇宙」とコンサートの詳細について、いろいろ話をうかがっています。愉しかった~。

本日のCD出力

10:53am クラウス:歌劇「カルタゴのイーニアス」プロローグ~序曲 パトリック・ガロワ指揮シンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ Naxos 8.570585

スウェーデンのモーツァルトと呼ばれ、最近注目度がアップしているクラウスの力作オペラの管弦楽曲集。彫りの深いいい曲ばかりです。演奏も素晴らしい。ガロワはかつてはフルーティストとして著名でしたが、いまはむしろ指揮者として本当にいい仕事をしています。3月17日発売。

13:19pm ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調第1楽章 アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)、ウィリアム・スタインバーグ指揮NBC交響楽団 Naxos historical 8.111296

第1楽章の終わりのオーケストラのカットにはびっくり。でも、端正といわれるルービンシュタインとしてもかなり熱い演奏で、特に後半は熱狂的なピアニズムに巻き込まれます。

13:34pm 午後と大樹 アリエル・アッセルボーン(作曲、ギター) 「大地に眠る歌」オフィス・カルデナール CRCD-3003 

1976年アルゼンチン生まれのアッセルボーンの優しく、大地の香りのする、穏やかな音楽と詩が好きです。少しずつ応援の輪をひろげていくつもりです。

13:54pm レノン&マッカートニー:ゴールデン・スランバー~ユー・ネヴァー・ギブ・ミー・ユア・マネー(ドブロゴス編) スティーヴ・ドブロゴス(ピアノ) 「ゴールデン・スランバー」ボンバ・レコード BOM-23001

スウェーデンを本拠に活動するスティーヴ・ドブロゴスも今後ゆっくりと応援していきたいアーティスト。以前も書いたかもしれませんが、ミサ曲なども書く作曲家でありながら、ジャジーなアレンジでこうしたピアノも弾く。ビートルズが好きな人にも、納得できるアレンジではないでしょうか。

「ポーランドを知るための60章」(渡辺克義編著/明石書店)

4750314633 ショパン・イヤーだからこそ、ポーランドについてより多くを知るチャンスでもあります。なかなか日本では目立つことの少ない国ですが、本書を読むと実に興味深い国であることがわかります。大国の視点ではなく、19世紀に地図から抹消されてしまい、自由と独立のために戦い続けたこうした国の視点で歴史と文化と政治を知ることは、ヨーロッパ全体の文化を知るためにも、とてもためになると思います。明石書店の「エリア・スタディーズ」は大変すぐれたシリーズですが、特に本書の出来は良いと思います。

                                                  林田

2010/02/27

雨の音

夕べしとしとと雨が降っていたので、それほど寒くもなかったし、近くの公園で、雨の音を録音してみました。雨音クラシックを最初の方でミックスしてみます。

10:57am ヒナステラ:弦楽五重奏とオーケストラのためのパブロ・カザルスの主題による変奏曲op.46(後半) ジセル・ベン=ドール指揮ロンドン交響楽団 Naxos 8.572249

11:25am ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」より「人知れぬ涙」

11:33am サルディーニャの民謡 以上、フランチェスコ・デムーロ(テノール)※音源提供サントリーホール

フランチェスコ・デムーロの声の魅力ではイチコロでやられました。サルディーニャ民謡も素晴らしい。注目の歌手デムーロの出演するサントリーホールのホール・オペラの日程はこちら

11:56am デューク・エリントン:ムード・インディゴ デューク・エリントン楽団 Naxos Jazz Legends 8.120809 

土曜日のお昼前にジャズのスタンダードをかけることにしました。

12:43pm ショパン:バラード第1番ト短調op.23 広瀬悦子(ピアノ) Mirare MIR110

12:55pm ショパン:マズルカ ロ短調op.33-4 イド・バル=シャイ(ピアノ) Mirare MIR117

どちらもルネ・マルタンのレーベル、「ミラーレ」から。本日19時からのラ・フォル・ジュルネ特番もお楽しみに。

13:14pm ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 第1楽章 アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ) アルフレッド・ウォーレンスタイン指揮ロサンジェルス・フィル Naxos historical 8.111296

「ショパン 鍵盤のミステリー」(仲道郁代編・著/ナツメ社)

00125_1_orig ショパンに関するトリビア的なエピソードや知識などを愉しく読ませてくれる一冊。なかなか他の本には載っていないような面白い記述もたくさんあります。仲道さんのピアニストとしての経験が生かされています。図柄や漫画も、もちろん中身も豊富です。

                                                   林田

2010/02/21

amorosoリスナーの方々への質問状

ぜひどしどしご回答をお寄せください。みなさんの音楽遍歴を知りたいです。どうぞよろしくお願いいたします!

<amorosoリスナーの方々への質問状・再掲載>

Q1.First Contact
Q2.Fascination 
Q3.Addiction 
Q4.History  
Q5.Unchanged Melody

~補足~
Q1は、記憶を遡り、貴方の最初の記憶にある音は何か?
貴方にとっての、音の原体験は?

Q2.初めて魅了された音楽は?

Q3.文字通り中毒、虜となった対象は?
対象は、音楽に限りませんが。。。

Q4.貴方の音楽史、嗜好の変遷は?
(この作業は、自分史あるいは、Inner Tripとなるかも?)

Q5.貴方にとっての永遠の音楽作品は?
(歳を重ねても、尚変わることなく貴方を捉えて離さない
永遠の音楽作品、あるいはアーティストを教えてください。)

Q2は敢えて音楽のジャンルは問いません。ロックでもポップスでもOK。
但し、必ず、最終的にクラシックと関連付けて展開又は締め括って
いただければ。
(Q3以下も同様です。)

profile

林田直樹

 「音楽の友」「レコード芸術」編集部を経て独立。オペラやバレエからクロスオーバーや現代音楽まで、ジャンルにこだわらない自在な執筆活動を行う。近著「クラシック新定番100人100曲」(アスキー新書)。JAL機内放送クラシック・チャンネルの構成も手がける。

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