色恋オペラ~男と女はわかりあえぬ
11時台に、NYの林田さんと国際電話をつなぎます!
林田さんによるMETルポ、楽しみにしていてくださいね\(^o^)/
それにちなんで、今日はオペラをメインに曲をお送りする予定です。
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オペラの物語は圧倒的に「恋愛もの」が多いわけですが、ドラマティックな音楽をつけるためには
最初から安穏としたムードであってはいけないのか、男女の心のすれ違いや誤解、嫉妬や裏切り、といったストーリーが多くみられます。
今シーズンのMETライブビューイングで取り上げられている作品に通低しているのも「男と女は不倶戴天の敵同士」といった主題です。
プッチーニの「トスカ」は、トスカの嫉妬と誤解によって、恋人カバラドッシは拷問を受けるハメになりますし、
「トゥーランドット」は、男嫌いで求婚者たちの首をはねるのが趣味な残酷な姫がヒロインです。
オッフェンバックの「ホフマン物語」も、モテない男の妄想をオペラ化したような物語ですよね。
ビゼーの「カルメン」に至っては、わかりあえない男と女は闘牛のマタドールと牛のように描かれます。
唯一、理性的な愛を描いたのがR・シュトラウスの「ばらの騎士」なのですが、ここでの男女は、ソプラノと男装したメゾソプラノ~女同士なのですよね。
今日はそんなオペラの「恋愛はかくも大変だ」話を、おさらいしていきたいと思っております。
林田さんに代わってお送りする「Road to the Metoropolitan Opera 2011 by KDDI」の音源は
最近のパフォーマンスからの素晴らしい録音です。
第23回のテーマは「二重唱いろいろ~その5 'おんな二人’(後編)」です。
♪モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」第1幕
スザンナとマルチェリーナの二重唱 「さあ、お通りあそばせ」
スザンナ役:アンドレア・ロスト
マルチェッリーナ役:ウェンディ・ホワイト
マーク・ウィグルスワース指揮 メトロポリタン歌劇場管弦楽団
2006年4月22日のライヴ録音。
♪プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」第2幕
「軍艦です~あの桜の小枝をゆさぶって(花の二重唱)」
蝶々さん役:パトリシア・ラセット
スズキ役:マリア・ジフチャク
パトリック・サマーズ指揮 メトロポリタン歌劇場管弦楽団
2009年3月7日のライヴ録音
↑私が描いたマルチェリーナの想像図です。こんなおばちゃんに「結婚して!」と迫られるフィガロも大変です・・・後で、マルチェリーナとフィガロは実の母と子であったことがわかるのですが、そんなウソのようなストーリーもスゴイですよね・・・。
「蝶々夫人」の「花の二重唱」は、冒頭部分だけでぶわーっと涙があふれます。
こちらは、忠実なお手伝いさんスズキと、ヒロインの蝶々さんが、三年ぶりに帰ってくるピンカートンのために、部屋にお花を飾るシーンのデュエット。
結局、このオペラでのピンカートンは「裏切り者」なのですが、女同士はあくまで助け合い、いたわりあいます。
この録音でのパトリシア・ラセットは本当に素晴らしい。彼女は蝶々さんを演じるために、本番前に他人と接触しない孤独な生活をしていたそうです。
「そうでなきゃ、このオペラは演じられない」と語っていましたね。
これが遺作となったアンソニー・ミンゲラの演出も、素晴らしいものでした。
「フィガロ」「コジ」「ドンジョヴァンニ」の台本作家、ダ・ポンテの半生を描いた映画も、ご紹介いたします。
「ドン・ジョヴァンニ 天才音楽家とモーツァルトの出会い」カルロス・サウラ監督
撮影が伝説のカメラマン、ヴィットリオ・ストラーロによるもので「光の魔術師」による映像美が震撼でした。
モーツァルトも登場します!ボヘミアンのような雰囲気ですね・・・・実際の歌手が演技しているのもすごい。4月に公開されます。お楽しみに!今日はサントラから音源を紹介します。
twitterでショパンコミックの感想をくださった方、ありがとうございます♪
今描きかけの少女マンガ風ショパンです・・・
おだしま







林田直樹
