2012/01/27

絶対は、絶対ではないのかも

時間について調べてくると、なんだか当たり前だし、絶対だと思ったことが次々と覆されていくような気がします。

そもそも、相対性理論によって、「時間は重力の影響を受ける。だから、地球の高度の違うところ同士では、ごくわずかだが違う時間が流れている」ということが証明され、驚きを持って迎えられました。

しかし、その相対性理論のバックボーンであった、「この世で一番早いのは光の速さで、これを超えることは絶対に出来ない」という事実が、ごく最近のCERNの実験で、「ニュートリノはひょっとして光子=光より速いかも」という結果がもたらされ、これはまだ検証中ですが、もし、そうだとすると、相対性理論が一部ひっくり返されますから、「時間」についても、あらたな考え方が必要になるのかもしれません。

日常生活を送っていると、時間なんて、「一定で、不可逆なもの」と思いがちですが、最先端の物理学の研究の結果、どんどんそうじゃない・・・となってくると、世の中に絶対、っていうものはありえないのか?!という気分になりますね。

そのうち、「さかのぼって聴く音楽」みたいなものが、出てくるかもしれません?!

今日のOTTAVA fresco 各コーナーは・・

Spice of Journey

今週のSpice of the Journeyは,、「暦と時間」をとりあげます。

新年1月は暦を一番意識する月かもしれません。カレンダーを掛け替えたり、手帳を新しいものにしたりして、否応なく1年の月や曜日をみることが多くなりますし、「1年」という単位は、誰にとっても、身近でかつ短くない(シャレ?)区切りだからです。

昔は、作物の収穫のサイクル、太陽の運行から「1年」が決まっていたのですが、最近は、原子力発電所の事故ですっかり有名なってしまったセシウム原子(しかし放射性の134や137ではなく133ですが)から計算された「正確な1秒」を元に、それを拡大して1日や1年が決められています。そのために、「伝統的な暦」との違いや齟齬が問題にもなりつつあります。

また、最近はそういった我々が普通に使う「時間」以外に、我々生物の中に、独自に「時間」があることがわかってきました。たとえば、人間の生体のもともとのリズムは25時間で、それを無理矢理「天体の運行から割り出した24時間」に当てはめて生きていることもわかってきたのです。

今週は、暦と、時間と、いろいろな時間について、考えてみたいと思います。

The art of living

このコーナーは、今日も、気になるニュースを取り上げてみたいと思います。

The air of Music

今日は、なんといってもこの人、ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルトが主人公です。今日は彼の256回目の誕生日です。彼の初期作品と、円熟期の有名作品を、たくさんお届けします。

2012/01/26

備える心構え

昨年の日本は、大きな想定外、がありました。東日本大震災の震度とそれに伴う津波の大きさは、はるかにそれまでの予想をこえるものでしたし、もっとも「想定外」だったのは、原子力発電所の事故です。なにしろ、当事者が「事故は起こらない」という想定しかしていなかった、というのですから、始末が悪く、かつ、その想定を超えた深刻な環境汚染は、いまだに、とどまることを知りません。

人間の考えによる「想定」は、確かに完全ではありません。時に、自然がそれを超えてくることは、ある、と痛感させられました。しかし、「これが起きてはまずい」ということに、人間は、かならず想定することによって事故や被害のリスクを低減してきました。自動車や飛行機といった交通手段では、「事故のリスクを想定」という行為はあたりまえで、そのおかげで、0にはまだなっていないものの、事故は昔に比べて、かなり減っているのです。新幹線も、新潟中越地震と阪神大震災の教訓を得て、東北新幹線に「地震を想定した耐震補強」を施しておいたため、復旧が早かった、とはOTTAVA frescoでもお話ししたとおりです。

東日本大震災以降、地震のリスクが高まっています。先日も、関東地方へのリスクがニュースで報道されました。備えあれば、が問われているような、気がします。

今日のOTTAVA fresco 各コーナーは・・

Spice of Journey

今週のSpice of the Journeyは,、「暦と時間」をとりあげます。

新年1月は暦を一番意識する月かもしれません。カレンダーを掛け替えたり、手帳を新しいものにしたりして、否応なく1年の月や曜日をみることが多くなりますし、「1年」という単位は、誰にとっても、身近でかつ短くない(シャレ?)区切りだからです。

昔は、作物の収穫のサイクル、太陽の運行から「1年」が決まっていたのですが、最近は、原子力発電所の事故ですっかり有名なってしまったセシウム原子(しかし放射性の134や137ではなく133ですが)から計算された「正確な1秒」を元に、それを拡大して1日や1年が決められています。そのために、「伝統的な暦」との違いや齟齬が問題にもなりつつあります。

また、最近はそういった我々が普通に使う「時間」以外に、我々生物の中に、独自に「時間」があることがわかってきました。たとえば、人間の生体のもともとのリズムは25時間で、それを無理矢理「天体の運行から割り出した24時間」に当てはめて生きていることもわかってきたのです。

今週は、暦と、時間と、いろいろな時間について、考えてみたいと思います。

The art of living

このコーナーは、今日も、気になるニュースを取り上げてみたいと思います。

The air of Music

今日は、月に一度のマンスリー・ゲスト・トークのコーナーとなります。

今回は、コミュニケーションディレクターの佐藤尚之さんをお迎えし、佐藤さんが中心となって立ち上げた東日本大震災復興支援サイト・プロジェクトの「助け合いジャパン」などについて、詳しくおうかがいしました。

どうぞお楽しみに。

2012/01/25

<お知らせ>

* いつもご愛聴いただき、ありがとうございます。
  1/26(木)は、メンテナンスの為、
  ブログの更新時間が朝10時以降となります。
  ご了承くださいませ。     

              OTTAVAスタッフ

つながりすぎ?

最近のキーワードは、まさに「つながる」ということだといえます。一昔前は莫大なインフラ投資が必要だった企業間のネットワークも、IT技術の進展と共に、ローコストでかつ迅速なものになり、いまや、企業にとってネットワークでつながっているというのは当たり前のことになりました。情報は力なり、の通り、たとえば最先端軍事技術でも、もっともホットなのは「つながる」技術ですし、個人の携帯普及やSNSはいうに及ばず、いままでつながらなかった地下空間や、移動体である自動車でもネットワーク化が進行している・・というより、ネットワークこそ未来だと、技術と技術者が信じていることもありましょう。

たしかに、つながることによって、ものすごく便利になりましたし、それまで、あり得なかったことが「つながり」から生まれています。

ところが、時々、思うのです。つながり過ぎ、ということもあるのではないかと。私は、音楽家のため、練習時や、コンサート時は、いわば外界と遮断された環境に身を置くわけです。そして、ネットどころか電話さえ、はるか未来の技術だったころの作品に接していると、それとあまりに対照的な現代の生活を振り返って、「つながらないところ」に行きたくもなったりするのです。携帯が普及したときに、便利にはなったけれど、いつでも捕まえられる気がする・・・といった感想が聞かれたのと、同じことでしょうか。

いまは過渡期にあるため、いろいろな思いが浮かんできてしまいますが、はるか未来の、つながることが当たり前になったときに、人々は、どんな感想を持つのでしょうか?それとも「つながっていることがあたりまえ」の社会では、そんなこと、つまり、つながっていないこと、を想像もしなかったりするのでしょうか?

今日のOTTAVA fresco 各コーナーは・・

Spice of Journey

今週のSpice of the Journeyは,、「暦と時間」をとりあげます。

新年1月は暦を一番意識する月かもしれません。カレンダーを掛け替えたり、手帳を新しいものにしたりして、否応なく1年の月や曜日をみることが多くなりますし、「1年」という単位は、誰にとっても、身近でかつ短くない(シャレ?)区切りだからです。

昔は、作物の収穫のサイクル、太陽の運行から「1年」が決まっていたのですが、最近は、原子力発電所の事故ですっかり有名なってしまったセシウム原子(しかし放射性の134や137ではなく133ですが)から計算された「正確な1秒」を元に、それを拡大して1日や1年が決められています。そのために、「伝統的な暦」との違いや齟齬が問題にもなりつつあります。

また、最近はそういった我々が普通に使う「時間」以外に、我々生物の中に、独自に「時間」があることがわかってきました。たとえば、人間の生体のもともとのリズムは25時間で、それを無理矢理「天体の運行から割り出した24時間」に当てはめて生きていることもわかってきたのです。

今週は、暦と、時間と、いろいろな時間について、考えてみたいと思います。

The art of living

このコーナーは、今日も、気になるニュースを取り上げてみたいと思います。

The air of Music

今日は、ブラジルのアントニオ・カルロス・ジョビンと、ポーランドのヴィトルト・ルトスワフスキの誕生日です。2人の曲を取り上げます。

2012/01/24

脊索動物

人間がどこから来たか、という研究はいろいろな面から進んでいます。人間は脊椎を持つ脊椎動物ですから、それ以前の、脊椎を持たない動物からの進化の過程があったはずです。その「進化途中の生物」とされていたのが、ホヤでした。ホヤはお酒のおつまみの珍味として日本では食べられますが、脊索動物として有名で、「脊椎動物の前の課程」と考えられていました。ということは、人間の遠い遠い先祖、だということです。

ところが、これを覆す研究結果が2008年に発表されました。人間の遠い遠い先祖はナメクジウオとよばれるほうで、ホヤよりも以前に登場して、脊椎動物に進化していったということが解明されたのです。ホヤは、ナメクジウオから同じく進化したのですが、脊椎動物についになれなかった傍流だったこともわかりました。人間と比べると、ナメクジウオの方が、共通の遺伝子が多かったのです。

それにしても、遺伝子解析による研究の進化はすさまじく、一見「こんなものが・・・」と思われる生物の進化の過程を明らかにしてくれる、というのは驚異的です。何億年という「時間」を遺伝子解析は解き明かしてくれるのですね。

今日のOTTAVA fresco 各コーナーは・・

Spice of Journey

今週のSpice of the Journeyは,、「暦と時間」をとりあげます。

新年1月は暦を一番意識する月かもしれません。カレンダーを掛け替えたり、手帳を新しいものにしたりして、否応なく1年の月や曜日をみることが多くなりますし、「1年」という単位は、誰にとっても、身近でかつ短くない(シャレ?)区切りだからです。

昔は、作物の収穫のサイクル、太陽の運行から「1年」が決まっていたのですが、最近は、原子力発電所の事故ですっかり有名なってしまったセシウム原子(しかし放射性の134や137ではなく133ですが)から計算された「正確な1秒」を元に、それを拡大して1日や1年が決められています。そのために、「伝統的な暦」との違いや齟齬が問題にもなりつつあります。

また、最近はそういった我々が普通に使う「時間」以外に、我々生物の中に、独自に「時間」があることがわかってきました。たとえば、人間の生体のもともとのリズムは25時間で、それを無理矢理「天体の運行から割り出した24時間」に当てはめて生きていることもわかってきたのです。

今週は、暦と、時間と、いろいろな時間について、考えてみたいと思います。

The art of living

このコーナーは、今日も、気になるニュースを取り上げてみたいと思います。

The air of Music

今日は、メインの職業が音楽家でない2人の登場です。プロイセンの王様、フリードリヒ2世と、フランスの劇作家ボーマルシェです。今日はこの2人の誕生日です。確かに、音楽を1番の職業としていない2人ですが、2人とも、音楽に大変重要な貢献をしてくれました、いや、この2人がいなかったら、生まれなかった重要なレパートリーがある、と申し上げましょうか・・・・

2012/01/23

脱電子メール

今日、1月23日は電子メールの日です。電子メールが一般的になって、まだ20年は経っていません。私も初めてPCを手に入れたときが電子メールの使い始めだったので、たしか1995年頃だったと思います。

最初はEメールと言えばパソコンだけのものでしたが、携帯電話が登場し、次第に高機能になるにつれ、電子メールは携帯電話でも身近なものとなりました。どうでしょう、今や、PCよりもケータイのメールの方を多く使っている、またはケータイアドレスしか持っていない人もたくさんいるのではないでしょうか?

ところで、最近、脱、電子メールの動きが出てきています。電子メールは手書きの手紙に比べて手軽で、いろいろなものも送れるため、いまや企業なのでは必須ですが、多い人だと、1日に何百通もの電子メールに対応しなくてはならないため、かえって仕事の効率が落ちる、というものです。また電子メールはCCやBCCが使えたとしても、基本的に1対1のもののため、共有する情報などだと返って伝達の効率が落ちる、ということもあるようです。そのため、最近伸長著しいソーシャルネットワーク的なメッセージのやりとりや発言を活用することによって、電子メールを「一切使わない」という企業や個人も現れてきているようです。

まだ登場後、そんなに長い歴史を持っていない電子メールですが、この先、10年後にはどうなっているのでしょうか?

今日のOTTAVA fresco 各コーナーは・・

Spice of Journey

今週のSpice of the Journeyは,、「暦と時間」をとりあげます。

新年1月は暦を一番意識する月かもしれません。カレンダーを掛け替えたり、手帳を新しいものにしたりして、否応なく1年の月や曜日をみることが多くなりますし、「1年」という単位は、誰にとっても、身近でかつ短くない(シャレ?)区切りだからです。

昔は、作物の収穫のサイクル、太陽の運行から「1年」が決まっていたのですが、最近は、原子力発電所の事故ですっかり有名なってしまったセシウム原子(しかし放射性の134や137ではなく133ですが)から計算された「正確な1秒」を元に、それを拡大して1日や1年が決められています。そのために、「伝統的な暦」との違いや齟齬が問題にもなりつつあります。

また、最近はそういった我々が普通に使う「時間」以外に、我々生物の中に、独自に「時間」があることがわかってきました。たとえば、人間の生体のもともとのリズムは25時間で、それを無理矢理「天体の運行から割り出した24時間」に当てはめて生きていることもわかってきたのです。

今週は、暦と、時間と、いろいろな時間について、考えてみたいと思います。

The art of living

このコーナーは、今日も、気になるニュースを取り上げてみたいと思います。

The air of Music

今日は、3人の音楽家が登場します。今日が誕生日のイタリアのムツィオ・クレメンティと、今日が命日のアメリカのサミュエル・バーバー、そして、ピアニストでもあったアイルランド出身のジョン・フィールドです。

2012/01/20

都市の秘密

たとえば東京でも、ロンドンでも、パリでも、大都市には必ず歴史の重層性があります。都市というのは最初に作られたときから、幾たびかの歴史の転換点を迎えたり、グランドデザインの変更を伴うものですが、それでも、どこかに、必ずその前の街の痕跡が残るものです。自動車や電車などで移動していると、それらを見落としがちですが、徒歩や自転車で移動していると、街には不思議な一角があり、調べてみると、それが思わぬ建物の一部だったりするわけです。

最近、都市にはリサイクル可能なレアメタルがたくさん眠っているという比喩で「都市鉱山」と言われたりしますが、歴史が眠っている、という意味でも、都市鉱山、という言い方が当たっているかもしれません。ただし、その歴史は、興味を持ってみるものだけに価値があるもので、レアメタルほど直接的な利益になるものではありませんが・・・

ヨーロッパの都市は一般的に長い歴史を持っていますが、その中でも、ロンドンは、古いものを大事にするイギリス的文化もあって、もっとも歴史を感じられる都市かもしれません。

今日のOTTAVA fresco 各コーナーは・・

Spice of Journey

今週のSpice of the Journeyは,、「ロンドン」をとりあげます。

今年の世界的イベントといったら、なんといってもロンドン・オリンピックでしょう。

イギリス連合王国の首都として有名なロンドンに、夏は、世界の注目が集まるはずです。

フランスびいきの私としては、開催地決定の時に、パリがわずかの差で負けたのがいまだに悔しいのですが、そのことがあっても、ロンドンは魅力的な都市です。

今年のロンドン・フィーバーに先駆けて、ロンドンのいろんな魅力を探ってゆきたいと思います。

The art of living

このコーナーは、今日も、気になるニュースを取り上げてみたいと思います。

The air of Music

今日は、フランスの作曲家、エルネスト・ショーソンをとりあげます。今日は彼の誕生日です。音楽は、多かれ少なかれみんな詩的ですが、ショーソンの音楽は、その中でも、突出しているような気がします。代表曲「ポエム」を始め、いろいろな曲をお送りする予定です。

2012/01/19

夜空の星の物語

音楽家というのは、想像力を要求されます。作曲家だったら、音を書く前に作り出す世界をイマジネーションしますし、演奏家だったら、まず作曲家の作った世界がどうであるかを想像し、そこに、自分の世界を投影して、新たなる世界を作り出さなければなりません。音楽に限らず、芸術は、「フィクション」の場合が多いので、いってみれば「絵空事」をすらすらと作る能力がなければ、作品を支えられないのです。もちろん、そういった意味では既に演奏すべき世界がある演奏家の方が少し楽で、無から世界を作り出す作曲家はより大変だと思います。

想像しなれば創造できない・・・・芸術だけでなく、人間が人間らしくあるために、かならず必要なことですが、一見、バーチャルなものの多くなっている現代社会で、決して想像力は豊かになっていないような気もするのです。なぜなら、便利なツールが無かった昔の人々の想像力に触れてみると、すごいものがあるからです。単純に過去と現在を比較することは危険ですが、現代の私が夜空の星を見上げただけで、あのような多彩な星座の物語は、とても思いつかないと思うからです。

冬は、寒いですが、晴れると、夜空の星が都会でも綺麗に見えますね。

今日のOTTAVA fresco 各コーナーは・・

Spice of Journey

今週のSpice of the Journeyは,、「ロンドン」をとりあげます。

今年の世界的イベントといったら、なんといってもロンドン・オリンピックでしょう。

イギリス連合王国の首都として有名なロンドンに、夏は、世界の注目が集まるはずです。

フランスびいきの私としては、開催地決定の時に、パリがわずかの差で負けたのがいまだに悔しいのですが、そのことがあっても、ロンドンは魅力的な都市です。

今年のロンドン・フィーバーに先駆けて、ロンドンのいろんな魅力を探ってゆきたいと思います。

今日は、ロンドンはベイカー・ストリート221Bに住んでいた、シャーロック・ホームズが登場します。もともと架空の住所だった221Bは道路の伸長とともに存在するようになってしまい、現在はシャーロック・ホームズ・ミュージアムとなっています。

The art of living

このコーナーは、今日も、気になるニュースを取り上げてみたいと思います。

The air of Music

世界で一番有名な探偵は上記のホームズであるとおもいますが、世界初の探偵小説は、エドガー・アラン・ポーの「モルグ街の殺人」であると言われています。今日はそのポーの誕生日です。ということで、このコーナーも、「クラシック音楽におけるミステリー、謎」に迫りたいと思います。

 

2012/01/18

10年ひとむかし

年末には、その年を振り返る企画がたくさんあり、そして、年が改まってからは、「前年度の統計」などの、各種数字が出てきますが、そういった振り返り企画で、「前の10年を振り返る」というのは、あまり聞きません。今年は2012年ですから、2011年度中に明らかになった、2000年から2010年度までのいろいろなまとめ、というものを総括して、検討しても良いのかもしれない・・・・と思ったのは、最近のユーロのニュースです。

私は、99年の「決済上のユーロ導入」も、2002年の「リアル通貨としてのユーロ導入」もフランスで体験したため、お財布の中がフランからユーロになったのも、スーパーの表示が両通貨併記からだんだんユーロの数字が大きくなるのも、実際に見てきました。

ところが、あろうことか、先日、ユーロの中心国であるフランスの国債の格付けが、ついに、引き下げられて、次回の大統領選に大きく影響するだけでなく、ユーロ離脱も検討しかねない政権ができるかも・・・とかなりな騒ぎになっています。

リーマンショックなどが予想できなかったとはいえ、ヨーロッパのエリートたちが理想に燃えて導入した通貨ユーロが、導入後10年目を迎えたときに、域内国家の破綻や主要国の分裂危機を迎えているというのは、象徴的な気がします。もちろん、現在の日本からすれば、少し距離がある話ですが、ユーロの混乱は円高となって、日本の輸出企業を苦しめていますし、その日本自身が、アジア・太平洋版疑似ユーロ圏ともいうべきTPPへの参加を検討しているわけですから、ちょっとまてよ・・・とも思ったりするわけです。

つまり、毎年毎年、「今年度の振り返り」とか「昨年は・・」という企画があるなら、「この10年の世界は」とか「今後10年の世界は」という企画をもっと大々的にやってもいいのではないか、ということです。もちろん、各専門分野や、アナリストがいる業界ではやっているのでしょうが、ごく一般のニュースなどでも、そういった「長期的振り返り企画」をしなければ、たとえば眼前のTPP論議や、消費税増税論議が充実したものになり得ないからです。

ごく普通の人で、「消費税導入後、または消費税税率アップ後から10年後の日本経済の各指標、税収について」という問いにすらすらと答えられる人は、私を含めて、なかなかいないと思います。

いったい、どうだったんでしたっけ?

今日のOTTAVA fresco 各コーナーは・・

Spice of Journey

今週のSpice of the Journeyは,、「ロンドン」をとりあげます。

今年の世界的イベントといったら、なんといってもロンドン・オリンピックでしょう。

イギリス連合王国の首都として有名なロンドンに、夏は、世界の注目が集まるはずです。

フランスびいきの私としては、開催地決定の時に、パリがわずかの差で負けたのがいまだに悔しいのですが、そのことがあっても、ロンドンは魅力的な都市です。

今年のロンドン・フィーバーに先駆けて、ロンドンのいろんな魅力を探ってゆきたいと思います。

The art of living

このコーナーは、今日も、気になるニュースを取り上げてみたいと思います。

The air of Music

今日の主人公は、フランスの「脱サラ作曲家」、エマニュエル・シャブリエの登場です。彼は今日が誕生日です。脱サラ組のため、デビューがおそかったシャブリエですが、あの魅力的な名曲「スペイン」とともに、フランスの楽壇に登場し、活躍しました。今日は、どことなく楽天的な明るさの漂う、シャブリエの曲をスペインのあこがれに乗せて、お届けします。

2012/01/17

冷蔵庫が登場する前は

ここのところ冷え込んでいる日本列島、いつも外気温を見ると、東京でもちょうど冷蔵庫並みです。現代の人間は家の中を暖かくし、そのなかで外気温と丁度同じぐらいの庫内を保つため、さらに冷蔵庫で電気を使っているわけですから、ちょっと矛盾を感じます。冬期の夜間は外気温だけで冷蔵庫内の温度調節を出来るようにする・・・少なくとも部屋と一体型の冷蔵庫を考えなければいけませんから、まだ現実的ではないかもしれませんが、自然のエネルギーをもっと活かしてゆきたいものです。

電気という便利なものが身近になるまで、自然のエネルギーを活かすことは当然でしたし、また自然に逆らうことも出来ませんでした。現代では1年中食べることが出来るいろいろな食材も、冷蔵庫がなければ当然旬があり、季節外れには食すことが出来なかったわけです。

私は、けっこうとろろが好きで、とろろめしやとろろそばを食べることが多いのですが、とろろいもも秋口から3月ぐらいまでが旬で、それ以降は、そもそも掘り出すことが出来ませんでした。いまはシーズンに掘ったものを冷蔵することができるので、たとえば、「夏のスタミナ食」として食べることができますが、本来ならば、これはあり得なかった話です。ちなみに、江戸時代からつづくとろろ汁を名物とする食堂が、冷蔵庫登場以前に、夏をどうしていたかというと、閉店するのではなく、蕎麦を売っていたそうです。とろろが無いのですから、仕方ない選択だったのですね。どうりで、とろろと蕎麦の相性が良いはずです?!

今日のOTTAVA fresco 各コーナーは・・

Spice of Journey

今週のSpice of the Journeyは,、「ロンドン」をとりあげます。

今年の世界的イベントといったら、なんといってもロンドン・オリンピックでしょう。

イギリス連合王国の首都として有名なロンドンに、夏は、世界の注目が集まるはずです。

フランスびいきの私としては、開催地決定の時に、パリがわずかの差で負けたのがいまだに悔しいのですが、そのことがあっても、ロンドンは魅力的な都市です。

今年のロンドン・フィーバーに先駆けて、ロンドンのいろんな魅力を探ってゆきたいと思います。

The art of living

このコーナーは、今日も、気になるニュースを取り上げてみたいと思います。

The air of Music

今日は、ベルギーの作曲家、フランソワ=ジョセフ・ゴセックと、イタリアのトマゾ・アルビノーニの登場です。ゴセックは今日が誕生日、そしてアルビノーニにとっては命日です。 二人とも、ある一定の曲で有名ですね。

powered by

profile

本田聖嗣

東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒。パリ国立高等音楽院ピアノ科・室内楽科を共にプルミエ・プリ(1等賞)で卒業。在学中よりヨーロッパ各地で活動を始め、2000年秋、東京・紀尾井ホールにて、「馥郁たるパリの香り」のタイトルの下に日本国内ソロリサイタルデビュー。同タイトルでオクタヴィアレコードより2枚のアルバムも発売されている。

2012年1月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

program link

Copyright© 2009 OTTAVA - All rights reserved

OTTAVA TOP